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2013年08月12日

危険な渓流

2013年8月8日 数日前に豪雨に見舞われた後の新潟県黒又川源流に行ってみた。
危険な渓流

天気予報では晴天の筈であったが、現場に着くと曇り空。今にも泣きそうな空である。

入渓すると岩でできたU字溝の廊下が続く危険な川だった。

このような川は、一度大雨が降れば一瞬に1メートル以上水位が上がる。

実際、5メートル程上の岩と樹木の境には、数日前に流されたゴミが引っかかっり、

濁流で倒された樹木が何本もあった。

雨が降った場合、大急ぎで撤収しようと久々の同行者マスターと申し合わせて竿を出した。

危険な渓流

大急ぎで撤収と言っても鉄砲水から逃れることはできるはずもない。

両岸の崖を登り、樹木に取りついて直登することになるだろう。

登山道も離れているので、水が引くまでビバークになってしまう。

日帰り釣行なので装備も何もない。心もとない釣行になってしまった。

ついこの間もビバークを余儀なくされたので、今回は辛い思いはしたくない。

何とも落ち着かない釣りになってしまった。


今回のように豪雨直後の渓流、特に廊下帯での釣りはいままで経験したことがなかった。

通常、大雨の後では濁流から外れたプールなどにイワナが退避しているものだが、そのようなプールはない。

今回はまだ水量が多く、ポイントが少なく、川底には砂が流砂のように流れている。

大量の流砂は岩のエゴを埋め尽くし、イワナの隠れる場所がない。

釣れるイワナは20センチ程の木端イワナばかりが揃った。

もし、このような岩山にも伏流水があるとすれば大イワナは伏流水に退避しているのであろう。

また、流砂が川底の凹凸を埋め尽くしているので、砂の中で身を潜めているのかもしれない。

実際、流水中の砂地を歩くと一瞬に膝まで砂に埋まり、転びそうになったことが何回かあった。

流水が落ち着けば砂地も固まるのだろうが、豪雨の直後は砂が浮いていてイワナが潜れる状態だった。

いずれにしても、豪雨の後は川が落ち着くまで良い釣りはできそうもない。

またしても欲求不満の渓流釣りで終わってしまった。




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Posted by さるちゃん at 23:14│Comments(0)渓流釣り
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