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Posted by naturum at

2014年01月05日

今年こそ

昨年2013年度は悪天候に加え、運にも見放されて最悪の釣り年度でした。

今年こそは良い釣りができますように、、、、、、(合唱)

体も大分ガタがきてますが、頑張ります。



  

Posted by さるちゃん at 20:01Comments(0)渓流釣り

2013年12月26日

ガスカートリッジの詰替え

アウトドアーで遊んでいると中途半端にガスの入ったカートリッジがいっぱい溜まってしまいます。

山で使用中にガス欠になったら最悪なので、少な目のカートリッジは買い換えている方が多いのではないでしょうか。

海外では、空になったカートリッジを買った店に持って行くと詰めてくれるところが多いのに、、、

日本はアウトドアーの後進国ですね。

声を上げれば企業も対応するしかないと思うのですが。

いずれにしろ溜まった中途半端なカートリッジを整理することにしました。

ガスカートリッジの入替器具はいろいろ販売していますが、一番安価な韓国製を購入しました。






これで十分です。

黒くて丸い物体は家庭用のガスカートリッジ用です。

夏のキャンプなどは、100円くらいの家庭用ガスを詰めても

全然問題なく使えるので合わせて買いました。

なお、この商品は説明書が全くありません。

そこで、使用方法を説明しますが、正しいかどうかわかりません。

使用方法を間違えると大変危険です。参考にする方は、すべて自己責任でお願いします。



【素人が考えた、どういう時に危険か】

・古くなったカートリッジ、例えば錆びだらけとか変形したものは捨てましょう。
 内圧がかかっているので爆発の恐れがあります。

・ガスの詰め過ぎに注意しましょう。ぎっしりガスが入っていると液体のまま吹き出し
 火炎放射器みたいになったら怖い。

・密室での入替はやめましょう。少しずつガスが漏れて部屋に充満する可能性あり。 
 爆発がなくともガス中毒になっちゃうかも。

【素人の考える、ガス補充の原理】

・2つのカートリッジを繋げると、重力の法則で上から下に液化したガスが落ちるようです。
 そう、砂時計みたいなものですね。

・ただし、砂時計もそうですが自然にガスが上から下に移動する時には時間がかかります。
 出す方のカートリッジ(上)を温めて、入れる法のカートリッジ(下)を冷やせば圧力差でより早くガスが移動します。

【知っておくと便利】

・詰め過ぎ防止のために、各カートリッジの重さと、新品時の重さを毎回確認しましょう。
 新品より多く詰めるのは危険です。

・プリムスのカートリッジの重さの目安。 個体差があるようなので各自計ってください。
 小 110g入り→新品210g   (器103g)
 中 250g入り→新品??g   (器160g)
 大 500g入り→新品658g   (器??g)


作業例1:いずれも半分以下のカートリッジを一つのカートリッジにまとめる例。

入れ過ぎの心配はないので、まとめたいカートリッジを冷やして一気にガスを移動させました。
空にしたいカートリッジのお尻のくぼみに熱湯を注ぐともっと移動速度が増しますが、そこまではしていません。



作業例2:からっぽのカートリッジにガスを補充する例
全く空になったカートリッジに上記と同じ方法で作業したら、ガスを入れ過ぎてしまい、既定(新品状態)の重さまでガスを減らした例。




通常のガスの詰め替えは、入れる側を冷やさないでも良いと思いました。

常温同士で入れてもカートリッジに8割以上は入るようなので、、、、

ただし、作業の最後に新品以上の重さになっていないかだけを確認した方がいいと思います。
   

Posted by さるちゃん at 15:12Comments(0)スノーシュートレッキング渓流釣り

2013年12月25日

お洒落なワカン

「やかん」ではありません、「ワカン」です。「かんじき」の事です。和式のスノーシューですね。

語源はいろいろと言われていますが「輪カンジキ」の略で「ワカン」がどうも正しいような気がします。

「和かんじき」が語源と言うのもそれっぽいですね。

山屋さんは「ワッパ」とも言うようです。

要は、雪の上を快適に移動する履物です。

今まで私の場合、渓流釣りではワカン(木製)、トレッキングはスノーシューを使用していました。




以下、長所と短所の比較です。
 

かんじき ・・・・靴を結ぶタイプとゴムでワンタッチでひっかけるタイプがあります。
 長所:  軽い、小さい、修理が簡単、川の中も無理なく歩ける、急勾配雪斜面に対応できる、安い。
 短所:  浮力が小さい、靴の固定が面倒で緩む・外れる(私だけ?)。

スノーシュー
 長所:  浮力が大きい、靴の脱着がワンタッチで外れない、平坦な長距離だと楽。     
 短所:  重い、価格が高い、急勾配雪斜面には向かない、川の中は無理


広大なトレースのない新雪の雪原を長時間歩くには断然スノーシュー。

トレースの付いている雪道、または勾配の激しい雪山はワカンが適しているようです。

私の場合、トレース泥棒をするのでワカンで十分では、、、と思い始めています。


そこで、今シーズンの雪上トレッキングは金属製ワカンを多少改造して試してみることにしました。

ネットで検索すると、改造例がいろいろありましたので、有効と思われるものを採用させていただきました。




1)紐の改造
  写真上が購入したままの状態です。
  下の写真が紐の固定と、通し穴を90度回転させたものです。装着が早く簡単になります。






2)電線をまとめるスパイラルパイプを巻きました。
  雪団子になりにくくなるそうです。






3)前後が上に反っているワカンが主流ですが、あえてフラットのものを購入しました。
  理由は、裏表ひっくり返して履くと川の中でも歩けるし、アイゼンも付けられるからです。





さて、使い勝手はいかがなものでしょうか?使うのが楽しみです。  

Posted by さるちゃん at 16:14Comments(0)スノーシュートレッキング渓流釣り

2013年11月26日

北海道トドマツに登って

2013年10月30日 14時頃 今にも雨が降りそうな薄暗い阿寒川

私はトドマツの枝に立ってぼんやりと川の流れを眺めていた。

このトドマツは、両手で抱き付いても届かないほどの幹に成長した大木だ。

私は、そんな大木の下から3番目の枝の上に立っていた。

ここまで登る苦労は年老いた私にとって筆舌に尽くし難い。

なにせ、手がかりとなる一番下の枝は地面から4メートルはある。

まず、近くにある木に足をかけてトドマツのできるだけ高い所に飛びついた。

落ちないように抱きついたまま息を整える様は、まるでセミの様だったろう。

両足と左手で三点確保をしながら右手をじりじりと上に這わせる。

トドマツを両足で挟みながら一気に1番目の枝に飛びついた。

両手の指先、第一関節がかろうじて枝に引っかかった。

体の揺れが止まるのを待って枝を持ち直し、しばし息を整える。

次は完全に伸びきった状態からの懸垂だ。歯を食いしばり、顔がゆがむ。

顎が枝の上に来た状態で力尽きそうになった。 休んだら落ちる。休めない。

何度も喘ぎ、足をばたつかせ、なんとか始めの枝に乗ることができた。

体中の筋肉がきしみ、今にも攣りそうだったが、最初の枝に立ってからは容易だった。

あとは、目的の3番目の枝までするすると登ることができた。

目的の枝の先にはフライ竿の先半分がニンフを付けたままぶら下がっている。

そう、30分前に事件が起こっていたのだ。

今年は最悪の釣り運である。釣行の半分以上は悪天候続き。

竿も出せない状況も多く、条件が良くても先行者に先を越されたり、

工事で目的地に行けなかったり、水害で橋が破壊されていたり、

まさか、広大な北海道に1週間滞在すれば釣りも満喫できると思ったのだが、甘かった。

10月24日横ちゃんと2人で釧路空港到着、その足で茶路川でアメマス釣り。

2日目は雨なのでゆっくり休んで厚岸で生牡蠣を食べる。ここまでは良かった。

3日目川に行くも泥濁り、釣りができるのが湖と阿寒川だけ。

次の日も、次の日も、帰る日まで泥濁りが取れなかった。毎日釣りになる川を探してドライブ。

そんな最後の30日も釧路川沿いに車を走らせるが、雨も降っていないのに大増水。

恐らくスポンジ状の湿地帯に溜められた雨水が数日かけて川に流れ込むと推測される。

釣り場がなく横ちゃんやる気なし、という事で私一人で阿寒川に入渓した。

阿寒川はキャッチ&リリースの川なので魚はいるが、今回は阿寒湖の堰を空けて増水状態。

ポイントがほとんどない。唯一急流の中でヒットしたが、流れが強くバラし。

それでもまあ自然の中でロッドを振っていれば気分はいい。

自分もキャスティング上手くなったな、と気持ちよくラインを伸ばしていくと、あっ!

トドマツの遥か上の枝にフライが。・・・やってしまった。

自分の下手さ加減にブツブツ悪態をつきながらフライの回収にとりかかった。

まずフライが絡んだ枝の真下に行き、リールをどんどん巻く。

背伸びしてリールが巻けないところまで巻き、一気に下に引く、針は外れず枝は弓なりになった。

しかも、、、しかもでありる。全く信じられない。

ラインが切れ6ピースのロッドのど真ん中、上3ピース分がスポット抜けてしまった。

フライに絡まった竿先3本分が弓矢のごとく一気にトドマツの枝に回収されてしまった。

・・・・知ってます。こんな取り方はいけないことぐらい。それにしてもここまで悪運とは。

もう茫然。

ぶらぶらぶら下がる竿先を眺めながら、「こりゃ諦めるしかないか!」とつぶやく。

気を落ち着けるために、ボンベとバーナーを出してカップヌードルを食べる。

幾分落ち着いたがまだ頭に血が昇っている。次にモンカフェのモカを淹れて飲む。

やっと穏やかな気持ちになったところで、もう一度ブラ下がった穂先を仰ぎ見た。

気合を入れて「I can do it ! 」、なんとか3番目の枝まで辿り着き穂先3本とフライを回収できた。

充実感に浸って木の枝に立って眺める阿寒川はまた格別である。

せっかく苦労して登ったのだからしばし眺めを楽しんだが15時に横ちゃんが車で迎いに来てくれる手筈。

思い出のトドマツを後にして、林道を戻るとすでに迎えの車が。

道路で着替えて釧路空港へ。北海道でもいい釣りができなかった。美しい紅葉は満喫できましたけどね。


































初日の一匹目、48cmのアメマス。気を良くして2匹目から動画を撮影。

































初めての動画編集なので、機能をいろいろ試したため非常に観にくくなっています。悪しからず、、、



長いです。8分もあります。お暇な人はみてください。
  

Posted by さるちゃん at 15:36Comments(0)渓流釣り

2013年10月12日

手離ビデオHX-A100

へへへ、、、買っちゃいました。  パナソニックのウェアラブルカメラ HX-A100



主にスポーツ用のビデオです。

両手が空くので、料理の手順とか

フライの巻き方なんか記録できます。

両方下手くそだから、撮らないけど。

操作は簡単!

手持ちのスマホに専用アプリを入れて

モニターにしたり、操作したりできます。

アクセスポイントがあればネットへ生中継も

もちろん防水。

水深1.5mなら大丈夫だそうです。


定価が29,000円だったのが半年で2万円を切ったので買っちゃいました。

まあ、1年もすればもっと安くはなるのだろうけど、、、、

防水一眼デジカメも発売されていますが、交換レンズを入れると10万円以上。

ちょっと買えませんでした。

それに、一眼は確かに美しく撮れるけど、ブログでは動画の方が楽しと思えてきたからです。

静止画の写真は、暫く安物のデジカメで我慢します。どうせA4以上大きく焼かないから。

今年の冬は、スノボーの動画で雪景色を披露しますね。(*^_^*) ウッソ~!



ハイテクじいちゃん頑張るぞアップ

  

Posted by さるちゃん at 00:01Comments(0)雑談

2013年10月06日

iPhoneの防水ケース

最近の渓流釣りでiPhoneは地図アプリを使うので必需品となっています。

ところがiPhoneは防水ではない!

今までジプロップのようなチャック式の防水ケースに入れて首から下げて使っていましたが、

数回の使用でチャック部分が壊れてしまいました。

そこでいろいろ探していたらLIFEPROOFというケースがありました。

•防水防塵規格 : IP68 水深2m/30分 •耐衝撃 : 軍用落下テストMIL-STD-810F-516基準








使用の感想

私の希望どおりのケースでした。
画面の透明部分は、板状というよりシート状なので、少し波打って見えます。人によっては気になる方がいるようですが、私は全く気になりませんでした。防水テストも完璧でした。
以前使用していた画面保護シートを剥がしてケースに収めましたが、むしろタッチの感度が良くなっています。

音楽を聴くと音がこもるという方もいましたが、これも私は全く気になりませんでした。それに音楽を聞きたい時は、Bluetoothのイヤホンで聞いています。

今までのチャック式のケースは、山で使う時だけ装着しましたが、このケースは普段から入れっぱなしで使えます。
通常の操作はケースを付けたままでOKです。


唯一のデメリットは、充電用のドックが使用できなくなったという事です。毎回ケースから出すのは面倒なのでドックからの充電は諦めました。なお、イヤホーンコードで繋げば音楽は外部スピーカで聴けます。  

Posted by さるちゃん at 18:21Comments(2)渓流釣り

2013年10月06日

2013年の渓流事情

2013年9月27、28日シルバー釣行。

 今年最後のイワナ釣行は鳥海山周辺の渓で遊びました。



ここ数年の異常気象。

多くの入渓路が絶たれています。

土砂崩れ等による工事のため入山禁止の川は

私が知っているだけでも5本

加治川、立谷沢川、銅山川、藤沢川、藤島川

おなじみの川が残念ながら入れません。

もちろん長時間歩けば入山できますが、

体力に自信が、、

入渓できる川も、橋が壊れていたり

登山道が荒れている渓が多くありました。



条件の良い渓は釣り人も集中、なかなか希望の渓に入れない状況が続いていました。

ヤマメはともかくイワナは先行されたらまず釣りになりませんからね。

やっと一番で入渓できても連日攻められているイワナはスレています。

平日でも釣り人が多いのには閉口します。 

まあ、お互い様ですからしょうがありませんね。団塊の世代が退職したか、自由に休める方が増えているのでしょうね。




それでも、エサ釣りはやはり強いです。

マサ親父さんはいつもどおりに釣って、

イワナの刺身を振る舞ってくれました。

毎回ありがとうございます。



今年は最悪の釣果になってしまいました。

川に濁りがあったり、渇水だったり

と悪条件が続きましたが

やはりフライが下手の一言ですかね。




今年度予定の渓流釣りは、北海道でのアメマス・レインボー、荒川・手取川での鮭ですが、下手なりに楽しみたいと思います。  

Posted by さるちゃん at 16:28Comments(0)渓流釣り

2013年09月08日

Bivy 設営

 以前に極小テントというタイトルでご紹介しましたが、使用後のご報告です。

オーストリアBlack Diamond(ブラックダイヤモンド)社Spotlight Bivy(スポットライトビビー)

スペックは次のとおり
•超撥水素材、ナノシールドファブリックを採用。
•キャノピーにナノシールド、フロアにシルナイロン採用
•大きく開くメッシュパネル付きジッパーエントリー
シーズン : 4
定員 : 1
収納時平均重量 : 0.67 kg
最低重量 : 0.51 kg
サイズ(長辺x短辺x高さ): 234 x 76 x 51 cm
面積 : 1.7 m²
収納時サイズ : 10 x 19 cm
カラー:ワサビ


快適です。狭い場所にも設営できるし、重さも350mlの缶ビール2本分より軽い!

寝返りもできるし、 頭上のシングルアーチポールで、頭と肩の周囲に十分なスペースを確保できます。

このスペースにちょっとした荷物や飲み物を入れておけます。


ただし、事前に以下の準備が必要です。


まず、縫製部分に防水加工がされていないので自分で防水(縫いしろの防水)をする必要があります。

付属品にシリコンゴムのチューブ、ハケ、注射器が付いていますが、注射器は使いません。

チューブで直接塗って、ハケでちょいちょいと擦ればOK。

動画のように簡単にできます。

一度にシーリングすると他の場所に付いてしまうので、乾かしながら3~4回に分けて塗ると良いでしょう。


透明シリコンゴムなので、少しくらいはみ出しても気にしないで塗りましょう。チョイチョイと・・・


ビビーの準備はこれだけなのですが、もう一つ準備した方が良いものがあります。

それは、オーバーシートまたはタープの準備です。

始めの写真ではツエルトを無理やり出入口の上に張ってあります。

雨が降らなければあまり関係ないのですが、雨の中で使う場合はあった方が良いでしょう。

通常のテントでも出入口の上にオーバーシートがあって雨に濡れないようになっていますよね。

それと同じです。

出入口(メッシュの部分)をカバーできれば良いのでレジャーシートでも良いのですが、

タープがあると、降雨時の屋根になったり、飲み会の座敷になったり、荷物の雨除けと便利です。

参考になるタープの張り方がありましたのでご紹介しておきます。

フォラットタープ



三角タープ
  

Posted by さるちゃん at 18:31Comments(3)渓流釣り

2013年09月08日

おバカの空振り釣行

 2013年9月5,6日 おバカ3人組でテント1泊の源流釣りを計画。

 出発予定の4日、関東地方は竜巻と雷雨が襲い全国的な雨。
本州で唯一新潟のみが小雨予報ということで、新潟へテント釣行に行くことになりました。
ところが、出発直前に新潟が夕方から豪雨へと予報急変。

 雨の釣りはいいけれど豪雨でのテントは厳しい。
前回の豪雨ビバークの苦い思い出が鮮明に蘇ります。
豪雨では焚火も無理だし、宴会も盛り上がらない、、、という事で、
マスターに近くの山小屋を探してもらうことにになりました。

 毎度のことですが出発当日まで何も決まっていないおバカ釣行。
とりあえず、秩父の避難小屋を拠点にして釣りと宴会を楽しむ事になりました。

 急いでテント装備を山小屋用に変えて雷雨の登山口に着いたのは早朝4時前。
早すぎるので仮眠をとっていると5時ごろ1人の釣り師が到着。
常連らしきその釣り人は、そそくさと準備をして出発。
1分程たった時、バリバリーッ!と大地を揺るがす大音響。すぐ近くに落雷。
 あれ?先に行った釣り師が速足で戻ってきました。
車に乗ったかと思うとテールランプが遠ざかっていきます。(さようなら~パー

 さて、雨が小止みになったら出発しようという事で、時間調整するも雷雨は止まりません。
しかも川を見ると泥濁り。ラジオの天気予報を確認すると翌日まで荒天は続くとのこと。

 今までの我々だったら山小屋で宴会だけでもと、間違えなく雷雨の中を強行したことでしょう。
ところが大人に成長した我々は、的確な状況判断(?)をし、勇気ある撤退を決断しました。
(らしくないけど)

 とりあえず近くの道の駅まで撤退し、誰もいない駐車場で途方に暮れていると、、、
なぜか唐突に雨の駐車場でモツ煮の調理を始めるマスター。
放心状態でモツに煮を食べながら、『このまま帰れない!』 とつぶやく私。
そうだ、テントは置いてきたけど、キャンプ場のロッジで大宴会ができるじゃないか!


 すぐにiphone の Siri に「近くのキャンプ場を教えて!」と聞くと、瞬時に近くのキャンプ場を5つほど教えてくれました。

1番近いキャンブ場は、バイクのBMW合宿で貸切。
2番目は早朝で人がいない。
3番目に「山逢の里キャンブ場」という施設に行くと、おじさんが掃除をしていました。

 おじさんに事情を話すと親切に受付の方に説明をしてくれてました。

 初めて知ったのですが、施設に宿泊者がいる場合、宿直が管理しなくてはいけないというルールがあるそうです。

 なんと受付の方は、急遽宿直をする方を手配してくれてロッジ宿泊が実現イエー!

 
 しかも、我々だけのために共同風呂を沸かしてくれました。何回入っても良いとのことです。


 早速、ロッジで朝から宴会 ♪

 当然、酒とつまみが不足するので近くで買い出し!

 風呂に入ってさっぱりしたあと、大宴会。

 途中で昼寝のインターバル。

 夕方、続きの大宴会。夜風呂に入ったが、いつ寝たか誰も覚えてない!

 ロッジ一棟7千円ちょい。交通費・飲み代込で1人約6千円。

 東京の飲み会より安くて楽しい宴会でした。



 翌日は、ちょっとでも釣りをしようと川を探しましたが、

簡単に入れる川は水量が少なく釣りになりません。

のんびり秩父の山をドライブ。

美味しい湧水、毘沙門水を汲んで帰りました。

 ああ、今回は竿を一度も出さなかった。
 

そうそう、チリ産赤ワイン美味しかったです。
料理に運転、何もしないで飲んでただけですが、また遊んでください。  

Posted by さるちゃん at 13:08Comments(2)渓流釣り

2013年08月31日

私のマダニ対策


大自然は美しく心を癒してくれますが、それなりの危険もあります。
山での危険は、自分で注意すればほとんどは回避できますが、
注意していても偶発的に遭遇してしまう事態も発生します。
日本には危険な生き物は少ない方ですが、それでも結構います。

 最近またマダニ被害のニュースが報道されています。
2013年8月29日現在、日本でマダニの細菌感染により亡くなった方は16人に達しました。源流釣りをしている我々にとっても他人事ではありません。
 昨年、西日本から被害が広がり、現在では長野県、山梨県でもマダニのウイルス抗体が発見されたようです。確実に東日本そして北日本へとマダニ被害が拡大しています。

 マダニ対策はネットで調べれば数多くヒットします。しかし、その内容は刺されないように素肌を露出しない事。刺されたら自分で処置をせず、病院へ行く等、素人でもできるアドバイスばかりです。

 確かに一般の方はこれらのアドバイスに尽きるのですが、我々山乞食(山で遊ぶもの)は病院に行くまで何日もかかる場合もあります。山奥でマダニに刺されたらどうすればい良いのでしょうか。
・・・こういった素朴な疑問からマダニについて調べてみました。
とても気持ちの悪い虫なので写真は一切載せていません。

 私と同様の疑問をお持ちの方に少しでも参考になれば幸いです。



マダニの行動を知る 
 マダニは草むらに潜んでいるようです。私はいつも上半身を咬着されるので樹木の上から動物めがけて落ちてくるのだと思っていましたが、どうも違うようです。
 動物の体温、臭い、振動、二酸化炭素などを検知し飛びつき、一説によれば半日から1日かけて獲物を這い回り、ここぞという柔らかい所に咬着するようです。
 咬着の方法は、ぎざぎざの返しがある吸血管を頭ごと差し込むため、抜けにくいうえに24時間くらい経つとセメント質で固定するという念の入れようだそうです。一度咬着したマダニは、ほっておくと1~2週間咬着したままで体重の100倍の血液を吸う場合もあるそうです。 なお、地上に産卵するので、体に卵を産み付けられる心配はありませんが、感染症は要注意です。



マダニの贈り物
 我々釣り人は、通常山ダニと呼んでいます。マダニと言っても日本には約40種類います。
 マダニによる感染はいくつかありますが、治療方法が不明で今問題になっている新しいウイルスは重症熱性血小板減少症候群(SFTSウイルス)と言います。SFTSウイルスがどのマダニから感染するかは不明で、各都道府県で特定しようとしています。(マダニは家庭にいるダニとは違う種類です) ただし、SFTSウイルスが新しいウイルスと言っても今まで発見されなかっただけと言う方もいます。
 SFTSウイルスに感染した場合、刺されてから6日~2週間後に発熱、倦怠感、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が現れ、重症の場合は、死に至ります。
 同じくマダニによる「日本紅斑熱」、小型のダニの一種であるツツガムシによる「つつが虫病」がありますが、こちらは刺されてから5~14日後に高熱と発疹で発症します。また、日本北部のマダニからはライム病の感染が確認されています。

 恐ろしいですね~!ここまで読んだら山には入りたくないですよね。でも、適切な対処をすれば大丈夫と確信しています。キャンプやハイキングでも同様なリスクはあるので焦らず落ち着いて処置をしましょう。
 


私とマダニとの出会い
 私はこれまで4回マダニに刺されています。初めて山ダニに咬着されたのは20年ほど前だったでしょうか。渓流釣りから帰り、風呂に入っている時、へその横に何か付いているのを発見。良く見ると虫。(この時は山ダニに知識ゼロ、存在すら知りませんでした)クモみたいな虫の体半分が私のお腹に食い込んでいます。ゾ~。。。しかも足が動いている!!!
 真っ青になった私は虫を親指と人差し指の爪で挟んで引っ張るものの、全然抜けない。そうこうしているうちにプチンと体の半分を私のお腹に残して切れてしまいました。
 この生き物はなんだったんだろう。人の体に入ってくる虫なんて聞いたことがない。あの映画「エイリアン」のように体内に卵を産み付けられていたらどうしよう、、、数日後に腹を食い破ってウジャウジャ虫が出てきたら、、、と考えると落ち着きません。風呂から上がると針をライターであぶって消毒後、残った虫のかけらをほじくり出しました。
 後で釣り仲間に聞いてそれが山ダニで血を吸うだけで、卵は産まないと知りました。

 その後も左耳の下、目じり、左肩と合計4回咬着されました。
2回目はテント場で発見。仲間に引きちぎってもらいポイズンリムーバーで血を吸出して終わり。3回目は自宅で目尻に咬着しているのを発見。トゲ抜きで引き抜いて消毒しておしまい。
・・とだんだん慣れてきたのですが、最近ニュースでマダニに刺されて亡くなる方がいるとのこと。自分で処理をしないで病院へ行くように忠告がありました。
 そんな折、4回目の山ダニが左肩に咬着。まだ山に2日滞在予定でしたが、病院ではどのような処置をするのか知りたくて、山ダニを生かしたまま肩に乗せて帰ることにしました。山から下りて、熱い風呂に入ってもドライヤーで熱風をかけてもダニ君は全然平気です。翌日、ちょっとワクワクしながら病院に行きました。



病院での措置
 我々釣り仲間はおバカなのでマダニに咬着されても病院へ行く人はいません。そこでお利口な私が代表して病院に行き、どのような措置をするか確かめてきました。行った病院は近所の皮膚科。
 まず、若手のお医者さんが診察、都会で山ダニの治療はしたことがなく院長に交替。院長は昔、田舎の病院で山ダニの治療をしたこたがあると、懐かしがって治療してくれました。
 基本は切開してダニを摘出するだけです。麻酔の注射を打って、極小メスで切開、ダニを潰さないように取り出して消毒後、絆創膏貼っておしまい。2~3分で終わってしまいました。

《 処方されたお薬3種類 》
痛み止め  :ハイペン錠   2錠     ←これ、男の子はいらない。
消毒液   :ヘキザック水  50ml    ←普通の消毒液でOK!
細菌感染  :ミノペン錠    1週間分  ←これが一番重要

措置が終わった後、疑問を先生にぶつけてみました。
「人里離れた山奥でマダニに咬着された場合、すぐには病院へ行けないのですが、どうすれば良いのでしょうか。自分でとってもいいのですか?」先生は言葉を濁して答えません。きっとお医者さんも分からないか、あるいは取らせたいけど感染症になった場合の責任がとれないかのどちらかだ、と私なりに解釈しました。




私なりのマダニ対策(真似して感染症になっても責任は持てません。)
1)刺される前に。
 マダニは体に飛びついて咬着する前に半日以上徘徊しています。頻繁なチェックで事前に振り払う事がかなりの確率で可能だと思われます。例えば着替えや行水または汗を拭くときにダニがいないか良くチェックしする。仲間がいる時には互いにチェック等。

2)刺されてしまったら。
 落ち着いてください、細菌感染の確率はきわめて低いと思われます。毎年何千人もマダニに刺されていると思いますが感染するのはごく僅かです。恐らく1~2%以下(根拠はないですけど)ではないでしょうか。さらに、前著のとおり感染したとしても潜伏期間は5日~2週間です。潜伏期間を過ぎると38度以上の熱がでますが、それまでに病院に行けば良いのです。

 さて、落ち着いたところでどうすればよいのでしょう。
今回の実験で、私はマダニが咬着たまま数日後に病院へ行きましたが、これは良い選択ではありませんでした。
 なぜなら、マダニが咬着後24時間以内に虫体を除去すると感染率が低いと言われているからです。

 咬着をみつけ24時間以内に病院へ行ける場合は、マダニを咬着させたまま皮膚科に行きましょう。24時間以内に病院へ行けない場合は、できるだけマダニの虫体を破損させずに、ピンセットなどで引き抜いて駆除します。この時、虫体の一部でも残存している可能性がある場合は、後に症状をきたすことがありますので、早めに病院へ行くことをお薦めします。
(我々おバカな釣り人は、きっと針を熱消毒して残存物をほじくり出すと思いますが、、、、、)

 マダニの摘出については、私もいろいろと試しましたが、すべて失敗でした。
1)ライターの火であぶる、、、、自分がやけどした。
2)熱い風呂に長時間入る、、、、自分だけがのぼせた。
3)ドライヤーを浴びせる、、、、自分がやけどした。
4)指で引きちぎる、、、、、、、、体がちぎれた。
5)ちぎった後に体液を絞り出す、、、痛い。

あるブログでワセリン法なるものがありました。ワセリンを塗ると30分くらいで窒息して離れるというものです。
真偽は定かではありませんが、もし本当なら一番簡単な方法なので次回刺された場合に試してみようと思います。 

このブログです。

ワセリン法の結果が出たらまた報告します。早く試したいから裸で藪歩こうかな(^^♪
いずれにしろ、山に入る時はピンセットとワセリンを持参します。  

Posted by さるちゃん at 13:46Comments(2)渓流釣り